パナソニック、小型の4Kビデオカメラ「HC-WX970M」

パナソニック、小型の4Kビデオカメラ「HC-WX970M」


「HC-WX970M」

パナソニック株式会社は、デジタル4Kビデオカメラ「HC-WX970M」を1月23日に発売する。総画素数1981万画素の1/2.3型MOSセンサー、映像エンジン「クリスタルエンジン4K」、ライカの認証工程を経た「ライカディコマーレンズ」を搭載し、4K30p撮影に対応。4K動画記録時の有効画素数は829万画素(16:9)となる。本体カラーバリエーションはブラック/ブラウンの2色で、価格はオープン。

本製品は、4つのレンズ群が個別のモーターで動作制御を行う「4ドライブレンズシステム」を採用し、付属バッテリー使用時の本体サイズが65(幅)×73(高さ)×161(奥行)mm、本体重量が約362gと、デジタル4Kビデオカメラながら小型/軽量化が図られている。本体には64GBの記録メモリを内蔵し、外部メディアとしてSD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応。動画の記録方式はAVCHD/MP4/iFrameで、IEEE 802.11n/g/b準拠のWi-Fi機能やNFC機能も搭載する。

F値1.8〜3.6/動画撮影時の焦点距離30.8〜626mm(35mm判換算)のレンズは光学20倍電動ズーム搭載で、iAズーム機能は4K時で25倍/フルHD時で40倍。4K撮影用に新開発された高速/高精度でのAFを実現する「4KハイプレシジョンAF」や、4K動画から静止画を切り出す設定を一括で行う「4K PHOTOモード」、「傾き補正」と「5軸ハイブリッド手ブレ補正」の機能なども実装している。

サブカメラには1/4型MOSセンサーを採用し、1倍と2倍の切り替えを行える電子ズーム機能を搭載。サブカメラは水平約270度/上下それぞれ約20度の可動性を備えている。スマートフォンで撮影した映像を子画面に表示する「ワイヤレス ワイプ撮り」やメインカメラの映像のみを別ファイルで保存できる「ワイプ無し映像同時記録」など、“ワイプ撮り”の機能も向上した。さらに本製品は、映像の明暗差を補正する「HDR動画モード」も搭載。露光時間を変えて撮影した明るい画像と暗い画像の2枚を合成し、白飛びや黒つぶれを抑えた階調性の高い映像を記録できる(ハイダイナミックレンジ合成)。

パナソニック株式会社
価格:オープン
問い合わせ:0120-878-365
URL:http://panasonic.jp/dvc/
2015/01/08

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