ドコモ、LTEより高速な「PREMIUM 4G」提供開始
ドコモ、LTEより高速な「PREMIUM 4G」提供開始
PREMIUM 4G
株式会社NTTドコモは、LTEをさらに高度化した通信方式「LTE-Advanced」を使用した通信サービス「PREMIUM 4G」（プレミアム4G）を3月27日に提供開始すると発表した。
「LTE-Advanced」は、LTEのさらなる高速化・大容量化を実現する通信方式で、ドコモは、その主要技術の1つである「キャリアアグリゲーション」により、サービス開始時に受信時最大225Mbpsの通信サービスを提供する。2015年度内には300Mbpsまで高速化を進める予定だ。
また、より多くの人が同時に高速通信できる環境の実現に向けて、通信容量の拡大を実現する新技術「高度化C-RAN」を導入し、通信トラフィックが集中するエリアにおいても安定した高速通信が可能となる。同サービスのの対応エリアは全国22都道府県の都市部から開始し、2015年度には全国主要都市へと順次拡大する。対応機種については、サービス開始当初はモバイルWi-Fiルーターの「Wi-Fi STATION HW-02G（2月18日発売）」および「Wi-Fi STATION L-01G（3月発売）」の2機種が対応し、2015年度早期に「LTE-Advanced」対応のスマートフォンを発売する予定だ。