インテル、LTE接続も統合した新モバイルSoCを発表
インテル、LTE接続も統合した新モバイルSoCを発表
インテルは3月2日からスペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2015」で、LTE通信を統合したモバイル端末向けSoCの新シリーズ「Atom x3」「Atom x5」「Atom x7」を発表した。
「Atom x3」シリーズ（開発コード名＝SoFIA）は、スマートフォン・タブレットなどを対象とした低価格SoCで、64ビットマルチコアのAtomプロセッサーと、3G／4G LTE の接続性を兼ね備えた、統合型のSoCとなっている。アプリケーション、イメージセンサー、グラフィクス、オーディオ、通信、電源管理コンポーネントを単一のチップセット上に統合することで、メーカーは多機能なタブレット、ファブレット、スマートフォンなどの商品を手ごろな価格帯で提供できるとしている。
また、「Atom x3」の上位モデルとして、メインストリームからプレミアムなシステム向けの「Atom x5」と「Atom x7」 プロセッサー・シリーズ（開発コード名＝Cherry Trail）も発表された。これらのシリーズは、WindowsとAndroid向けの64ビット対応、インテルの第8世代グラフィックス、次世代LTE Advancedに対応。
Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、東芝などがこれらのプラットフォームに対応した製品をリリースする予定で、製品の最初の市場導入は2015年の上半期頃の予定。
Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、東芝などがこれらのプラットフォームに対応した製品をリリースする予定で、製品の最初の市場導入は2015年の上半期頃の予定。