アドビ、「Adobe Document Cloud」を発表

アドビ、「Adobe Document Cloud」を発表


「Adobe Document Cloud」

 アドビシステムズは18日、文書の作成や閲覧、管理などの機能を統合したクラウドサービス「Adobe Document Cloud」を発表した。あわせて、同社のPDF管理ソフト「Acrobat Pro」を刷新した「Adobe Acrobat DC」もリリースする。30日以内の提供開始を予定という。

Adobe Document Cloudは、文書の作成や確認、署名などの管理を、PC、スマートフォン、タブレットなどからシームレスに行うことが可能。例えば、デスクトップPCで作成した文書を、移動中にタブレットで変更を加え、署名を求めるためにスマートフォンから送信する、といった一連の作業を、紙に印刷することなく実行できる。

Acrobat DCは、ローカルあるいはクラウド上の必要なファイルにすぐアクセスできるUIのホーム画面となっているほか、スキャンした印刷文書を編集可能なドキュメントに変換したり、あらゆるデバイスで電子署名ができるeSignサービスなどが利用できる。

利用には、Acrobat Standard またはAcrobat Proを購入する。 Standardの価格は、サブスクリプションライセンスが月額1,380円(年間契約)、永続ライセンスが34,800円、アップグレードは18,200円。Acrobat Proの価格はそれぞれ、1,580円(年間契約)、54,800円、24,200円。

アドビシステムズ
URL:http://landing.adobe.com/ja/jp/products/document-cloud/announce.html
2015/03/18

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