リコー、高精度で3次元計測可能なステレオカメラ

リコー、高精度で3次元計測可能なステレオカメラ


「RICOH SV-M-S1」

リコーインダストリアルソリューションズは19日、高精度かつ高速で対象物を3次元計測できる産業用ステレオカメラ「RICOH SV-M-S1」を発表した。例えば、ロボットアームで山積みされた部品を掴んで生産ラインに自動で整列して置くといった作業などで、同製品が装置の「目」の役割を果たす。価格はオープンで、3月25日の発売予定。

同製品は、対象物を3次元計測することでシステムの自動化を可能とするステレオカメラ。リコー独自のキャリブレーション技術により、1m計測時に測距精度約±1mmという高精度を実現。撮影、画像処理、視差演算までを全てカメラ内部で行うことでデータ処理速度を高め、フレームレート30fpsで3次元データを計測することができる。同社はオプションとして、専用高輝度LED照明「RICOH SL-M-LE」も発表。この照明を対象物に当てることにより、より高密度な3次元データを取得することができるという。

リコーインダストリアルソリューションズ
URL:http://www.ricoh.com/ja/
2015/03/20

MdN DIのトップぺージ