NEC、パロアルトと連携したサイバー攻撃防御

NEC、パロアルトと連携したサイバー攻撃防御


「サイバー攻撃自動防御ソリューション」の概念図

NECは30日、パロアルトネットワークスとの連携によって、不正端末の通信を自動で検知し、サイバー攻撃を抑止する「サイバー攻撃自動防御ソリューション」の販売を開始した。

同ソリューションは、NECのSDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」のネットワーク制御機能と、パロアルトネットワークスのファイアウォール製品の機能を連携させ、自動でサイバー攻撃を検知し防御するもの。サイバー攻撃を受けて不正通信を行う端末や、不正通信を疑われる端末を検出して動作を抑止するほか、未知のウイルス感染の場合でも、外部との疑わしい通信や挙動を検知し、精度の高い検知ネットワークへの切り替えや、ネットワーク上での隔離などを行う。

これまでのセキュリティ対策では、問題が発生した際の対応に数分から数日の時間を要していたが、同ソリューションでは、検知からの初動対応を数秒に短縮でき、2次感染などの企業ネットワーク全体への被害拡大を防止することができるという。導入価格は1100万円からで、最小構成はSDNコントローラ1台、SDNスイッチ2台、ファイアウォール1台、SDN連携アダプタ×1となっている。

NEC
URL:http://jpn.nec.com/
2015/03/30

MdN DIのトップぺージ