キヤノン、HDR映像に対応した24型4Kディスプレイ
キヤノン、HDR映像に対応した24型4Kディスプレイ
キヤノンは8日、小型・軽量の業務用24型4Kディスプレイ「DP-V2410」を10月より発売すると発表した。価格はオープン。機動性に優れたリファレンスディスプレイで、映画やドラマ、CMなどさまざまな撮影現場での利用に威力を発揮するという。
同製品は、独自開発の映像エンジンやRGB LEDバックライトシステム、IPS液晶パネルを搭載し、忠実な色再現・高解像度・高コントラストを実現した業務用ディスプレイ。映像制作用レンズ・カメラで構成するCINEMA EOS SYSTEMとの連携機能を備え、対応するシネマカメラの4K RAW映像を外部機器を介さずにケーブル1本で直接表示できる。HDR映像の表示も可能で、「SMPTE ST 2084」、「Canon Log」、「Canon Log 2」の映像規格に対応している。
ボディは堅固なモノフレーム金属ボディで、操作ボタンは前面に配置。キャリングハンドルやスタンドも付属する。重さは約12kg。同社は13日から16日まで米ラスベガスで開催される放送・映像制作機器の展示会「2015 NAB Show」に出展し、同製品を展示する予定という。