刺繍には長い歴史があり、さまざまな場面で特色的なものが生み出されてきた。特に祭礼などハレの場で用いられる刺繍には、想像を絶するほどの時間と人々の情熱が注がれている。本展では、日本の代表的な祭りで美術的にも評価が高い“京都祇園祭”と“長崎くんち”にスポットを当て、長刀鉾を飾る豪華な懸装品や長崎刺繡の匠のわざを紹介。作品を創出する技術やそれらを伝える人々の取り組みにも迫る。あわせて、海外の美しい刺繍やドレスなども展示。水曜休館（4月29日と5月6日は開館で、それぞれ翌日休館）、時間は10:00～18:00（入館は17:30まで）で、入館料（特別展示・ベーシック展示あわせて）は一般500円/小中高65歳以上250円。

■期間：
2015年4月18日（土）～6月28日（日）

■開催場所：
神戸ファッション美術館
兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1

■問い合わせ先：
神戸ファッション美術館
tel. 078-858-0050
url. http://www.fashionmuseum.or.jp/