「ムーアの法則」が50周年、インテルが記念展示を今夏に実施

「ムーアの法則」が50周年、インテルが記念展示を今夏に実施


「ムーアの法則」50周年に関する特設サイト

インテル株式会社は、「ムーアの法則」が2015年4月で50周年を迎えたとして、青少年のコンピューターならびに科学への興味喚起を目的に、東京・千代田区の科学技術館において、夏休み期間中に、「ムーアの法則」を中心としたマイクロプロセッサーに関する展示を行うと発表した。

同法則は、1965年に、インテルの共同創業者であるゴードン・E・ムーアが、コンピューター性能の劇的な向上や、関連コストの減少が急速に進むと予想したもので、同社はこの洞察が電子産業の黄金率となり、イノベーションの促進にはずみをつける要因となったとコメントしている。

さらに、この50年間の半導体の進化を示す例として、インテルの最初のマイクロプロセッサー「4004」と現在のプロセッサーを比較した場合、性能は3500倍、電力効率は90000倍、トランジスター単価は60000分の1になっているほか、Androidスマートフォンを1971年の技術で製造した場合、マイクロプロセッサーだけで駐車場程の広さが必要とされると説明している。

同社は展示の詳細については後日、改めて案内する予定で、「ムーアの法則」50周年に関する情報も特設サイトにて提供している。

「ムーアの法則」50周年に関する特設サイト
URL:http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/silicon-innovations/moores-law-technology.html
2015/04/22

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