シマンテック、ランサムウェアについて注意呼びかけ

シマンテック、ランサムウェアについて注意呼びかけ


発表資料

株式会社シマンテックは、マルウェアの一種「ランサムウェア」による攻撃が極東地域で拡大しているとして、注意を呼びかける文書を公式ブログにて発表した。

ランサムウェアとは、ユーザーのファイルを勝手に暗号化したり、パスワードを設定したりすることでアクセス不可の状態にした上で、それを解除するための対価を要求する“身代金型”のウイルスのこと。当初は欧州に出現したが、その後世界中に脅威が広がっており、2014年12月には日本のユーザーを標的として設計された初のランサムウェアが確認されたという。

この亜種によって狙われている国の内訳を見ると、攻撃の大半は韓国に対して実行されており、それ以外は日本とマレーシアが同じ程度標的とされているという。同社はランサムウェアへの感染を防止または低減するために、「OSやソフトウェア、ブラウザのプラグインを最新の状態に更新する」「セキュリティソフトの利用」「ファイルの定期的なバックアップ」「けっして身代金を支払わない」などの対策を講じるよう呼びかけている。

発表資料
URL:http://www.symantec.com/connect/node/3405081
2015/04/28

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