富士通、企業向けヘッドマウントディスプレイを発売

富士通、企業向けヘッドマウントディスプレイを発売


FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE ヘッドマウントディスプレイ

富士通株式会社は、企業向けウェアラブル端末「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」を発売した。

同製品は、0.4インチ(854×480ピクセル)およびカメラ、マイク、各種センサーを搭載した片目・非シースルー形状のHMD。OSはAndroid 4.4で、無線LAN通信機能を搭載する。付属のウェアラブルキーボードや音声による操作が可能で、防水(IPX5/7)・防塵(IP5X)対応などのタフ構造となっている。

同製品を使うことにより、インフラ整備の保守点検業務や製造工場での組立業務などにおいて、ディスプレイを通して画像や投稿・音声による作業支援を行うことで現場作業をハンズフリー化し、安全で正確な作業を支援する。また、現場の映像を見ながら遠隔から熟練者が作業を支援することもできる。

さらに、内蔵のカメラで撮影した画像や映像データを作業記録として保存することが可能で、これらを業務システムやクラウドサービスの管理サーバへ集約し、作業員に負荷のかかる動作が多い箇所や、ミスの起きやすい作業手順などを分析してマニュアルを作成することで、安全で正確な作業を実現する。

発表資料
URL:http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/05/11-1.html
2015/05/12

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