柔軟性と高出力を両立、リコーが「発電ゴム」を開発

柔軟性と高出力を両立、リコーが「発電ゴム」を開発


発表資料

株式会社リコーは、圧力や振動によって高い発電性能を発揮する新しい柔軟材料「発電ゴム」の開発に成功したと発表した。

同社が開発した「発電ゴム」は、柔軟性の高いフレキシブルなシート状でありながらも、セラミックス圧電材料と同等の高い発電性能を有している。柔軟であることから加工しやすく、セラミックスのような高温加工が不要なため高い生産性が望める。セラミックスや高分子樹脂の課題を解決し、それぞれの利点である高出力と柔軟性を両立した。

同社はセンサーを始めとする多方面での活用に向けて同技術の実用化開発を進める方針で、将来的にはIoT(Internet of Things)社会の進展にともなって、有効な発電材料としての貢献を目指すと説明している。

発表資料
URL:http://jp.ricoh.com/release/2015/0518_1.html
2015/05/18

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