ドコモ、「FIDO Alliance」に加入

ドコモ、「FIDO Alliance」に加入


認証の流れ

株式会社NTTドコモは、パスワードレスによるオンライン認証のための技術仕様の標準化を提唱する非営利団体「FIDO Alliance」にボードメンバーとして加入すると発表した。

同団体は、MicrosoftやGoogle、Nok Nok Labs、Qualcomm、ARM、Samsungなど約200社(5月26日現在)が加盟しており、公開鍵暗号と生体認証等の技術を利用した新しい認証方式「FIDO」の標準化を推進している。同方式を活用することにより、パスワードを入力することなく簡単にオンライン認証を行うことが可能となる。

ドコモは昨年からドコモの端末とサービスを「FIDO」に対応させる開発を進めており、5月27日から、「dゲーム」や「dミュージック」、「dブック」、「dデリバリー」、「ドコモのペット保険」などにおいて、指紋や虹彩などの生体情報を利用したログインや決済が可能となる。FIDOを活用して指紋と虹彩、異なる生体認証方式をオンライン認証に対応させるのは世界初だという。同社は今後、FIDO仕様策定とエコシステムの発展で貢献していくとともに、パートナー企業やサードパーティーサービスへの対応拡大も図る方針だ。

発表資料
URL:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/05/26_00.html
2015/05/27

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