株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研教育出版は、「子どもはアーティスト 心を育てるアシスト50」を5月22日に発売した。洋画家でアートスクールの主宰も務める城戸真亜子氏が、「アートの力を子育てに活かせないだろうか」との思いで著した育児書。子どもが本来持っている柔軟で豊かな感性と表現力を最大限に伸ばすため、50のアシスト術が紹介されている。

「アートは脳と心を柔軟でたくましくしてくれる強い味方」と考える著者の城戸真亜子氏は、愛知県生まれで武蔵野美術大学油絵学科卒業。東京湾アクアライン海ほたるの壁画など、パブリックアートも多数制作し、数々の子どもの絵画コンクールの審査員も歴任している。本書は、著者が主宰するアートスクールで実践している取り組みや、画家として体験してきたことをもとに著された。

柔軟でデリケートな感性や、アンバランスで感動に満ちた線や色彩の感覚は、子どもたちにとって重要なもの。創造する習慣や造形活動は、子どもの問題解決能力やたくましさも育む。本書には「発見や感動から始めよう！」「なぐり描きのススメ」といったアートを通じて子どもの心を育てるヒントが満載で、「好みの色しか使わないときは？」などの悩みや質問にも答えている。四六判オールカラーで192ページ。

出版社：株式会社学研教育出版
著者：城戸真亜子
価格：1300円（税抜）
URL：http://hon.gakken.jp/
Amazon：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4058004843/mdndi-22/
2015/05/27