パナソニック株式会社は、筋力トレーニング機器「ひざトレーナー」を8月21日に発売すると発表した。

同製品は、久留米大学医学部の志波直人主任教授を中心とした研究グループが研究を進めてきたハイブリッドトレーニングと、同社のセンシング技術を融合させた製品。ハイブリッドトレーニングとは、人間の動作と電気刺激を融合させた新しいトレーニング方法で、同社（当時は松下電工）は、研究当初より試作モデルの回路設計を担当し、産学協同で開発を進めてきた。

同製品を装着して歩くと、動作時の脚の動きをボディモーションセンサーがセンシングし、交互に伸びる筋肉に電気刺激がかかって通常歩行よりもひざ周りの前と後の筋肉を効果的に鍛えることができる。歩行運動だけでは鍛えることが難しいひざ周りの筋肉を効果的に鍛えられるだけでなく、ひざ関節に負担がかかる着地時にひざ周りの前と後の筋肉に同時に電気刺激をかけて、筋肉を安定させながら歩くことが可能となる。

パナソニック株式会社
価格：148000円（税抜）
URL:http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/05/jn150529-1/jn150529-1.html
2015/06/01