芸術表現の新しい“生命”が誕生する研究/実験の場としての位置付けで展開されているBAMI galleryで、2015年6月16日（火）より、「遠藤良太郎 Ceramic Works 忘れられた宇宙遊泳記 -卵の惑星-」が開催される。人間社会において生まれるために存在しているはずなのに、一方的に消費されるという矛盾を内包している“卵”をテーマにしながら、遠藤良太郎氏が“遊んだ”個展。会期中無休で、時間は12:00〜18:00となっている。

遠藤良太郎氏は1987年、新潟県燕市生まれ。高校を卒業と同時に3年間全国を放浪した。放浪中の岐阜で偶然に入った美術館で、地元である新潟の佐渡島の土を用いた陶芸作品と出会い、強い衝撃を受ける。その後、2009年京都精華大学 陶芸コースに入学し、2015年に大学院芸術研究科芸術専攻を卒業。現在は、朝4:00から京都市中央卸売市場で働きながら、これまでの現代陶芸とは異なる新たな表現を作り出すために、日々格闘している。本展での遠藤氏の在廊予定日は、6月16日（火）〜17日（水）および6月19日（金）〜26日（金）で、各日とも大体13:30以降であれば在廊している予定。

■期間：
2015年6月16日（火）〜6月29日（月）

■開催場所：
BAMI gallery
京都府京都市下京区二人司町21

■問い合わせ先：
COMBINE/BAMI gallery
tel. 075-754-8154
url. http://www.combine-art.com/