選び方いろいろ! 最新ウェアラブルカメラまとめ

選び方いろいろ! 最新ウェアラブルカメラまとめ

2015年06月17日
TEXT:編集部


GoPro HERO+

海や山などさまざまなシーンで活躍するウェアラブルカメラだが、国内外で数多くのメーカーが販売しており、どの会社がどんな製品をリリースしているのか整理できていない人も多いはず。この記事では、各社のウェアラブルカメラの中から主要な製品を紹介する。夏の旅行に使うため購入を検討している人はぜひ参考にしてほしい。

ウェアラブルカメラとは身体に装着して使うカメラのことで、「アクションカメラ」「ハンズフリーカメラ」とも呼ばれている。これらのカメラは手足や胸、頭部(ヘルメットや帽子)に取り付けられるアタッチメントが用意されているほか、自転車やバイクのハンドルバー、カメラシュー、ドッグハーネスに取り付けられるものもある。各社のウェアラブルカメラはそれぞれ専用のマウントを使うため、購入にあたっては自分が使いたいスポーツに適したアクセサリーが用意されているかどうかを確認する必要がある。

防水・防塵・耐衝撃・耐温度などのタフ性能もメーカーごとに異なる。ハウジングが必要なものもあれば、ハウジングを使わずにタフ性能を実現している製品もある。さらに、動画撮影機能としては、4K撮影や手振れ補正に対応しているかという点も重要だ。このほか、長時間撮影が必要ならばバッテリーの交換が可能かどうか、予備バッテリーの価格はいくらなのか、といった点もチェックする必要がある。また、LCDディスプレイが一体になっているものもあれば、取り外して使うことが可能なものや、ディスプレイを省いているものもあるので注意しよう。

最近では無線LAN機能を搭載し、スマートフォンと連携できるものや、GPSを内蔵したモデルも増えてきている。また、6月に米GoProが最新のエントリーモデル「GoPro HERO+」を発売するなど、ひとつのメーカーの中で色々な価格帯の製品を用意している場合も多く、購入を検討する際は各製品のスペックを比較して、自分に必要な機能を見極めることが大切だ。

HERO4 Black(GoPro)
URL:http://www.tajima-motor.com/gopro/store/products/detail.php?product_id=162

ウェアラブルカメラの草分けである「GoPro HERO」シリーズの最新モデル。従来比2倍のパフォーマンスを誇るプロセッサーを搭載し、4K-30pの撮影に対応するとともに、1080-120p/720-240pの高フレームレートによる撮影も可能。静止画は最高30枚/秒で1200万画素の画像を連続撮影できる。Wi-FiとBluetooth接続に対応。


HERO4 Black

GoPro HERO+(GoPro)
URL:http://www.tajima-motor.com/gopro/news/2015/0602_heroplus/index.html

「GoPro HERO」シリーズのエントリー向け新モデル。1080p/60fpsの高画質動画と800万画素静止画の撮影が可能で、背面にはLCDタッチディスプレイを搭載し、ライブプレビューや撮影設定、データの確認をタッチ操作で行える。Wi-Fi接続も可能で、スマートフォンと連携して使える。


GoPro HERO+

HX-A1H(パナソニック)
URL:http://panasonic.jp/wearable/a1h/

ハンディライトのような円筒形デザインのカメラ。防水・防塵・対衝撃・耐寒のタフ設計で、市販品の赤外線ライトと組み合わせて暗闇での撮影が可能な「0ルクスナイトモード」も搭載する。また、パナソニック製デジタルビデオカメラと連携することで「ワイプ撮り」撮影を行うことも可能。


HX-A1H

HX-A500(パナソニック)
URL:http://panasonic.jp/wearable/a500/

4K-30p撮影対応のウェアラブルカメラ。カメラ部と本体部が分かれている二体型スタイルを採用し、カメラ部を装着したまま手元の本体部で操作できる。本体部には液晶ディスプレイを搭載し、画角や撮影設定の確認などは本体部だけで行える。撮影後は「ムービースライドショー」で自動編集・保存を行える。


HX-A500

FDR-X1000V(ソニー)
URL:http://www.sony.jp/actioncam/products/FDR-X1000V/

4K撮影に対応したカメラで、水しぶきなどの動きの多い被写体でも記録できる30p 100Mbpsハイビットレート撮影も可能。手ブレ補正機能も搭載する。ハイライトシーンを自動抽出して動画作品をカメラ内で作成できる「ハイライトムービーメーカー」も搭載。また、カメラ本体にGPSを搭載し、位置情報の表示が可能。腕に装着できる「新ライブビューリモコン」を同梱したキットも用意する。


FDR-X1000V

HDR-AS200V(ソニー)
URL:http://www.sony.jp/actioncam/products/HDR-AS200V/

フルHD-60pの撮影が可能なカメラで、フルHD 50Mbpsのハイビットレート撮影も可能。また、HD-120p、WVGA-240pのハイスピード撮影も楽しめる。上位機種と同様に「ハイライトムービーメーカー」を搭載するほか、新ライブビューリモコンを同梱したキットも用意している。


HDR-AS200V

SP360(KODAK)
URL:http://www.maspro.co.jp/products/pixpro/sp360/

水平方向360°、垂直方向に214°の画角で全方位撮影できるアクションカメラ。防水ハウジングをはじめ多彩なマウントアダプターと組み合わせることにより、さまざまな撮影を行える。スマートフォンやPCとWi-Fi接続(PCとはUSB接続も可能)することにより、本製品を遠隔操作して、撮影画面を確認しながら録画できる。


SP360

CUBE(POLAROID)
URL:http://polaroid-smartdevice.com/CUBE/

35×35mmのコンパクトなアクションカメラ。124°の広角レンズを搭載しており、防水・耐衝撃性を備えている。本体下部にはマグネットを装着しており、自転車やヘルメット、スケートボードなどの金属面に直接マウントできる。背面にはマイクやLEDライト、microSDカードスロット、Micro USB端子、マルチファンクションボタン、HDビデオ録画ボタンなどを搭載。


CUBE

WG-M1(リコーイメージング)
URL:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/wg-m1/

水中ハウジングを装着することなく、水深10mの防水性能と高さ2mからの耐落下衝撃性能、マイナス10℃の耐寒性能を実現したアクションカメラで、フルHDで30fpsの撮影が可能。電子式手ブレ補正機能も備えており、動画では最大約137°、静止画では160°の広角撮影が可能。無線LAN機能を搭載し、スマートフォンやタブレットと連携することもできる。


WG-M1

VIRB Elite(GARMIN)
URL:http://www.garmin.co.jp/products/onthetrail/virb_elite/

GPSを搭載したフルHD撮影が可能なアクションカメラ。1080p/30fps、960p/48fps、720p/30(60fps)で撮影可能で、静止画も1600万画素で撮影できる。バッテリー持続時間は3時間で、IPX7相当の防水機能を搭載する。また、ANT+にも対応。スライド式のRECスイッチを搭載し、グローブをはめた状態でも録画状態がわかる。対応するGARMIN機器とワイヤレス通信で接続することによりリモートコントロールも行える。


VIRB Elite

Contour+2(CONTOUR)
URL:http://www.contour.jp/products/plus2.html

GPSを内蔵したフルHDアクションカメラ。Bluetoothでスマートフォンと接続可能で、スマートフォンをビューファインダーとして使える。ロック機能付きの録画スイッチを搭載しており、480p/120fpsのスローモーション撮影も可能。同梱のウォータープルーフケースにより、水深60mまで対応する。


Contour+2

EX-FR10(カシオ計算機)
URL:http://casio.jp/dc/products/ex_fr10/

カメラ部と液晶画面付きコントローラーを分離できるカメラで、防塵・防水仕様で落下強度2mのタフ設計となっている。インターバル撮影機能を使ってハンズフリーで静止画や動画を撮影することが可能で、Wi-Fi機能によりスマートフォンやタブレットに画像を送ることもできる。静止画を自動選択して1枚のコラージュフォトに仕上げる「ハイライトフォト」や、ショートムービーを自動作成する「ハイライトムービー」なども搭載。


EX-FR10

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