豆皿を通じて有田焼の26窯元を紹介する書籍「きんしゃい 有田豆皿紀行」

豆皿を通じて有田焼の26窯元を紹介する書籍「きんしゃい 有田豆皿紀行」



株式会社CCCメディアハウスは、A5判176ページの書籍「きんしゃい 有田豆皿紀行」を6月12日に発売した。“大きな産地を小さな皿を通して見る”をテーマとしており、現在有田に存在する約150社の窯元から選りすぐった26窯元を訪ねて、彼らが丹精を込めて作った可愛らしくて美しい豆皿を紹介。豆皿の写真は原寸大で全147点が掲載されている。

有田焼は来年で400周年を迎え、その長い歴史の中で、有田は有数の磁器産地として大きく発展してきた。本書では、それぞれに個性のある26の窯元について、各窯元厳選の豆皿写真のほか、当主の人柄や工房の成り立ちまで多角的に紹介。近年ではショップ/ギャラリー/レストランを併設する窯元も増えており、より楽しくなってきた有田の窯元巡りの手引書として役立つ。巻末にはサイズや価格を入れた一覧が付いており、有田7エリア(内山地区/有田駅地区/南川良原地区/赤坂・黒牟田・応法地区/大川内山地区/山内地区/吉田地区)の詳細マップと、食事処や有田の原風景に着目した“有田寄り道コラム”も盛り込まれている。

編者のARITA SELECITONプロジェクトは、佐賀県が“世界の有田焼”の実現のため、市場開拓/産業基盤整備/情報発信に向けて取り組んでいるプロジェクトの1つ。書名にある“きんしゃい”とは、佐賀地方の方言で“いらっしゃい”を意味する。

出版社:株式会社CCCメディアハウス
編者:ARITA SELECITONプロジェクト
価格:1600円(税抜)
URL:http://www.cccmh.co.jp/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484152118/mdndi-22/
2015/06/18

2015-06-18

event


MdN DIのトップぺージ