東日本電信電話株式会社（NTT東日本）は、公衆電話と同様に、公共の場所や飲食店などにおいて、タブレット端末の公衆利用に関する実証実験を実施すると発表した。

同社は同トライアルにおいて、新潟県長岡市（6月24日～9月30日）と山形県山形市（7月14日～9月30日）の一部地域で約3ヵ月間、NFCによる個人認証（ログイン）機能を備えたタブレット端末を提供し、NFCに対応したカードなどに連動した端末ロックやイメージマトリクス認証（あらかじめ設定しておいた画像に対する座標の値を入力する認証方式）の実用性を評価・検証する。

また、利用者が使う機能だけを表示するシンプルなホーム画面と、直感的にも視覚的にもその機能が判別できるアイコンを有したデザインについて、ユーザーインターフェースの利便性を評価・検証する。

なお、同社は個人認証機能により、一時的に専用端末化したタブレット端末のポータル画面上に、「自治体からのお知らせ」「商店街からのお知らせ」「交通機関運行状況」「地図」などのコンテンツを用意する。

発表資料
URL:http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20150622_01.html
2015/06/23