早稲田大のPCがマルウェアに感染、個人情報が流出

早稲田大のPCがマルウェアに感染、個人情報が流出


発表資料

早稲田大学は、学内のPCがマルウェアに感染し、個人情報が流出したと発表した。

同大学は6月5日、マルウェアに感染した際に発生する特定サーバーへのアクセスが確認されたとの連絡を外部機関より受けた。該当するPCをネットワークから切断して調査したところ、マルウェアに感染していることが判明した。

調査したところ、2014年12月11日に、同大学に送付された医療費通知を装う「標的型メール」の添付ウイルスを開封したことにより、職員が使用していた事務用PCがマルウェアに感染していたことがわかった。さらに同年の12月17日、同PCを経由して同大学の管理サーバーの設定ファイルに残されていた管理用パスワードが盗まれたことにより、ほかの事務用PC数台にマルウェアが埋め込まれて感染したという。

感染したPCからは、学生31名の学籍番号や、学生60名の氏名、カナ氏名、性別、学籍番号、クラスナンバー、事務用PC利用者2310名の氏名、所属、教職員番号などが流出した。

また、同大学が所有するスケジュール管理サイトが改ざんされたことも判明した。現時点では、同件による個人情報の流出は確認されていないという。

発表資料
URL:http://www.waseda.jp/top/information/28714
URL:http://www.waseda.jp/top/information/28712
2015/06/23

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