“ななつ星”や“或る列車”を手掛けたデザイナーの著作「鉄道デザインの心 世にないものをつくる闘い」

“ななつ星”や“或る列車”を手掛けたデザイナーの著作「鉄道デザインの心 世にないものをつくる闘い」



株式会社日経BPは、デザイナーの水戸岡鋭治氏が仕事に関する考え方を語る単行本「鉄道デザインの心 世にないものをつくる闘い」を6月29日に発売する。A5判で226ページ。日経ストア/Kinoppy/Kindleストア/BookLive!/honto/楽天kobo/Reader Storeなど、各ストアにて電子書籍版の順次発売も予定されている。

水戸岡鋭治氏は、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」や、2015年8月8日から運行を開始するスイーツトレイン「或る列車」などのデザインを手掛けた人物。本書では、鉄道デザインの舞台裏と仕事への覚悟が語られている。「デザイナーは顧客の要求を汲みとり、交渉し、妥協し、予算を管理し、地べたを這いまわってものを創り上げていく仕事」「自分の中からわき上がってくるものを作品にするアーティストとは違う」と言い切る水戸岡氏。彼が著した本書では、序章の「はじめに・デザイナーはアーティストではない」から始まり、モノづくりのビジネスに何が大事であるかが浮き彫りにされている。

車両の内外装/小物などを手掛ける数多くの職人との共同作業の描写に、多くのページ数を割いていることも特徴。「或る列車」や大分駅リニューアルなど、最新の仕事にも言及している。

出版社:日経BP社
著者:水戸岡鋭治
価格:2000円(税抜)
URL:http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/242320.html
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822275418/mdndi-22/
2015/06/29

2015-06-29

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