実名グルメサービス「Retty」、月間利用者数が1000万人を突破
実名グルメサービス「Retty」、月間利用者数が1000万人を突破
Retty株式会社は、同社が運営する実名グルメサービス「Retty」の月間利用者数が2015年5月時点で1000万人を突破したと発表した。同社はこれにともなって、さらなる会員数の増加および訪日外国人増による市場変化に対応した積極的戦略「Retty2020 1億人構想」も発表した。
同サービスは2011年6月にサービスを開始し、2015年5月に月間ユニークユーザー数が1000万人を突破した。口コミ投稿数は現在、累計で170万件（2015年7月2日時点）を超えているという。
同社は昨今の訪日外国人の急増と、2020年に向けて急増する海外観光客の需要を取り込むため、「Retty2020 1億人構想」を発表した。新構想では、今後2020年までに「国内No1」「訪日外国人満足度No1」「グローバル20カ国展開」の3つをキーワードとした戦略を推進する。
「国内No1」については、2020年に向けてプロモーションおよびLINEなどの企業とのパートナーシップ協定を加速させて、より多くのユーザーを獲得し、国内利用者数トップを目指す。
「訪日外国人満足度No1」については、Rettyに投稿された飲食店情報をもとに、訪日外国人向けの情報メディアを2016年に立ち上げる。まずは、韓国や中国などアジアの数カ国に向けて、現地旅行会社などとパートナーシップを結んで業務を推進する。
「グローバル20カ国展開」については、世界各国に向けて現地のグルメ情報サービスの提供を年内に開始する。年内までに第1弾としてアジア向けに提供開始し、2016年末までに5カ国（アジア、アメリカ、EU）、2017年までに10カ国（アジア、アメリカ、EU）、2020年までに20カ国を目指す構えだ。