西日本電信電話株式会社（NTT西日本）とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社（NTTスマートコネクト）、愛知県公立大学法人（愛知県立大学）は、ICTとバイタルデータを活用したココロ（喜怒哀楽）の状態推定サービスの実現に向けた共同検討の結果を踏まえて、新たにNTTスマートコネクトによる「ココロの視える化サービス」をクラウドサービスとして提供開始した。

同サービスは、バイタルデータを収集・解析することで、さまざまな場面におけるココロの状態を推定するサービス。ユーザーの要望に合わせて既存のアルゴリズムだけでなく、新たな解析アルゴリズムも開発し、利用する環境ごとに最適化したココロの状態を提示できる。

たとえばお化け屋敷のようなイベントでは、恐怖・不安・驚きといったココロの状態を推定し、可視化することで、恐怖体験の客観的な振り返りや体験後の友人との共有など、新たなイベントの楽しみ方を提供する。従来はセンサーが小さく、日常生活の中で正確に脈波を計測することは難しかったが、面型脈波センシング技術により、計測領域を面に展開し、手に持つモノにセンサーを組み込むことで、日常生活の中で違和感なく脈波を計測することを可能にした。

同サービスは、2015年7月10日～2015年9月6日に開催される「梅田お化け屋敷2015 呪い指輪の家」（大阪市北区）で初めて採用されることが決定した。

発表資料
URL:https://www.ntt-west.co.jp/news/1507/150709a.html
2015/07/10