今年の猛暑に備えて熱中症対策は必須! 熱中症に詳しいサイトまとめ

今年の猛暑に備えて熱中症対策は必須! 熱中症に詳しいサイトまとめ

2015年07月14日
TEXT:編集部


熱中症の死亡数の年次推移-平成6~25年-
出展:「平成27年我が国の人口動態-平成25年までの動向-」

雨の日が続いた先週から一転、今週の日本列島は高気圧の影響などで広い範囲で晴れ、気温が上がりました。こうなるともう梅雨明けしたのでは?と思いたくなるような暑さが続いています。昨日も東北から中国・四国地方の広い範囲で晴れて気温が上がり、新潟県や秋田県ではところによって38℃を超えるなど、まさに各地で猛烈な暑さとなりました。本日(14日)も、東北から近畿にかけての日本海側や内陸では猛暑日が予想されています。

そして、そうなってくると気を付けなければいけないのが熱中症です。熱中症で運ばれる人が一番多いのは、真夏の時期より、梅雨明け頃が一番多いと言われます。それは梅雨寒から一気に熱波が入り、暑さに慣れていない身体が変化についていけないことが原因なのだそうです。熱中症に十分な注意が必要ですね。

そこで今回は、さまざまな情報を揃える熱中症に詳しいサイトをまとめてみました。熱中症のメカニズムから予防策、暑さ指数などを提供してくれる予防情報まで、熱中症に関するお役立ち情報が掲載されています。暑い夏を何事もなく楽しく過ごすためにも、熱中症の知識をしっかりと頭に入れておきましょう。

■熱中症予防情報サイト
URL: http://www.wbgt.env.go.jp/
環境省が提供する熱中症の総合情報サイト。注目は、熱中症予防の指標である暑さ指数(WBGT)の予測値と実況値が無料のメールで受け取れる「暑さ指数 メール配信サービス」(配信はバイザー株式会社の高速メール配信サービスで行われる)。観測地点は全国841地点から選べ、暑さ指数のレベルも“危険”など5段階で設定できる。これにより、現在地での熱中症にかかる危険度がすぐにわかる。熱中症の予防方法や対処方法、暑熱環境を緩和させる工夫や技術についてのコンテンツもあり、予防~対処までの情報が一通り揃っている。


熱中症予防情報サイト

■熱中症からカラダを守ろう
URL:http://www.otsuka.co.jp/health_illness/heatdisorder/
大塚製薬の公式サイト内にあるコンテンツ。医大の名誉教授の監修の基に作られたサイトでは、「熱中症の基礎知識」「ケーススタディから学ぶ予防法・対処法」「熱中症予防のためのもう一歩」に分けて安全に過ごすための知識が得られる。中でも、「熱中症予防のためのもう一歩」では、ポカリスエットで知られる同社ならではの情報がズラリ。汗をかいたら水だけではなく、塩分(ナトリウム)や糖分も補給することや、ぶどう糖と果糖を含む糖電解質飲料が予防に最適という、ポカリを連想させるような深い知識が掲載されている。


熱中症からカラダを守ろう

■healthクリック
URL:http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000373.html
株式会社ヘルスクリックによる健康ポータルサイトで熱中症について特集。熱中症が人間の体温調節メカニズムに起因するものであり、気温が体温より高くなり、湿度が75%以上になり発汗による体温調節ができなくなる、という発生原因から解説している。熱中症は運動中に起きるというイメージが強いが、実は室内で静かにしていても起きるという事までわかる。また、熱射病が疑われる4つの分類、「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」についても詳しく記述。


healthクリック

■熱中症を防ごう
URL:http://www.japan-sports.or.jp/medicine/tabid/523/Default.aspx
日本体育協会のサイト内になる「スポーツ医・科学研究」のジャンルで、熱中症の予防策をまとめている。「熱中症の病型と救急処置」や、スポーツ活動中にスポットをあてた「熱中症予防5ケ条」を掲載。また、有料で配布している「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」の一部をPDFで閲覧でき、動画コンテンツ「スポーツ活動中の熱中症予防」の視聴も可能になっている。


熱中症を防ごう

■熱中症予防声かけプロジェクト
URL: http://www.hitosuzumi.jp/
環境省や大学など官民一体となって熱中症予防を呼びかけていく運動のサイト。本日の最高暑さ指数(WBGT)がひと目でわかるトップページや住んでいる地域の熱中症危険度や3時間ごとの指数がチェックできるページなど、わかりやすく自然なデザインで予防につながる情報を提供している。お年寄りや子どもへの声かけなど、年齢に応じた熱中症の仕組みや予防のポイントを解説し、積極的なコミュニケーションでの予防も促している。


熱中症予防声かけプロジェクト

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