トレンドマイクロ株式会社は、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド 10」を、7月29日に発売すると発表した。

同製品は、Windows向けセキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド」、Mac向けセキュリティソフト「ウイルスバスター for Mac」、スマートフォン/タブレット端末向けセキュリティソフト「ウイルスバスター モバイル」を統合した製品。1つの製品でPCやスマートフォン、タブレットを最大3台まで保護できる。また、接続トラブルなどの問い合わせに365日対応するデジタルライフサポートを付加した「ウイルスバスター クラウド 10 ＋ デジタルライフサポート プレミアム」も用意する。

本バージョンはWindows 10に対応したほか、Microsoftの「OneDrive」に保存されているデータをスキャンし、ウイルスを検出する「クラウドストレージスキャン」機能を搭載する。また、事前にマイナンバーの一部を同ソフトに設定しておくことにより、インターネット利用時にマイナンバーが外部に送信されることを防ぐ機能も搭載する。

さらに、ユーザーの操作を中断する広告や不快な広告を大量に表示するプログラムや、誇張または偽の通知を表示するプログラムなどを検出する機能も搭載する。さらに、アクセスするWebサイトのSSL証明書が偽装されている場合、アクセスを防止する機能も搭載する。

このほか、「ウイルスバスター for Mac」については、パターンファイルの一部をクラウドに移行した。これにより、クラウド上の最新のパターンファイルを常に利用できることに加えて、端末の負荷を下げるため、リアルタイムの保護と軽快さを同時に実現した。

トレンドマイクロ株式会社
価格：オープン（パッケージ版）
URL:http://www.trendmicro.co.jp/jp/about-us/press-releases/articles/20150721035308.html?cm_re=articles-_-press-_-1437450787
2015/07/28