株式会社ラックは、成りすましメールなどによる標的型攻撃と被害が激増している現状に対して、標的型攻撃対策の専門組織「標的型攻撃対策本部」を設置すると発表した。また、標的型攻撃の具体的な対処方法について、経営者や事業責任者、IT技術者向けに「標的型攻撃 対策指南書（第1版）」を無償で公開した。

同組織は、同社が蓄積してきた標的型攻撃への知見をもとに、企業や団体が取り組む標的型攻撃対策を支援する専門組織で、社長直下に設置する。同組織の本部長には、同社の取締役・専務執行役員最高技術責任者の西本逸郎氏が就任する。同組織は、企業や団体が行うべき標的型攻撃対策について、さまざまな関連情報を公開し、実際の対策を支援するソリューションやサービスの提供を通じて対策を後押しする。

「標的型攻撃 対策指南書」は、同組織の発足にあたり、企業の経営者や事業責任者、IT技術者を対象とした標的型攻撃対策の方法を整理し、40ページにまとめた資料。標的型攻撃への対策を網羅的に解説している。

特設ページ「標的型攻撃 対策室」
URL:http://www.lac.co.jp/anti-apt/
「標的型攻撃 対策指南書」 Web版
URL:http://www.lac.co.jp/anti-apt/guidebook/
「標的型攻撃 対策指南書」 pdf版ダウンロード
URL:http://www.lac.co.jp/anti-apt/guidebook/pdf/anti-apt_guidebook_ver1.pdf
2015/07/29