富士通、商用車プローブデータ分析と道路補修支援のサービス提供会社を設立

富士通、商用車プローブデータ分析と道路補修支援のサービス提供会社を設立


発表資料

富士通株式会社と株式会社富士通交通・道路データサービスは、商用車プローブデータの分析と道路補修支援のサービスを提供する「株式会社富士通交通・道路データサービス」を設立した。新会社は、より迅速な社会インフラ整備の専門家や道路整備・管理事業者、輸送事業者との連携を可能にすることで、新しいサービスを提供する。

新サービスとして、同社は商用車データ分析サービスの新規サービス(2015年度下期に提供開始予定)と道路データ分析サービスの新規サービス(2015年10月に提供開始予定)の2サービスを提供開始する。

商用車データ分析サービスとしては、列島5断面(東北・関東・近畿・本四架橋・関門海峡)の経路・OD分析を行い、主要路線の交通量と発着地分布を地図上で可視化する「定点モニタリングデータサービス」と、道の駅利用頻度や滞在時間などを地図上にマッピングする「道の駅利用分析データサービス」、交差点での進行方向の分類や、経路、走行時間などの詳細情報を提供する「ヒヤリ・ハット箇所のデータ分析サービス」などの提供を予定している。

道路データ分析サービスの新規サービスとしては、点検地点で撮影した路面の映像を、地図上で舗装簡易診断とともに表示する「動画連携」、地図上にガードレールやマンホールなどの道路構造物の位置情報や画像を登録する「汎用地点登録」、本サービスで算出される劣化情報指数、重要度ランク、交通量から補修優先度を分析し、補修計画の作成を支援する「補修計画シミュレーション」などの提供を予定している。

発表資料
URL:http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/08/3.html
2015/08/04

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