85歳の大道芸人の写真集「伝説の大道芸人 ギリヤーク尼ヶ崎への手紙 大道芸と祈りの踊り」
85歳の大道芸人の写真集「伝説の大道芸人 ギリヤーク尼ヶ崎への手紙 大道芸と祈りの踊り」
函館出身の大道芸人であるギリヤーク尼ヶ崎氏の近年の姿を収めた写真集「伝説の大道芸人 ギリヤーク尼ヶ崎への手紙 大道芸と祈りの踊り」が8月18日に発売された。奥付の発刊日付の2015年8月18日はギリヤーク尼ヶ崎氏の85歳の誕生日にあたり、同氏は大道芸一筋に生き、なお現役で踊り続ける。初版限定500部での販売で、カラー128ページの仕様。約138点の写真が収録されており、16ページの別冊（写真約40点）が付属する。
本書に掲載されている写真の撮影者は、被写体となったギリヤーク尼ヶ崎氏と同じく大道芸人（手回しオルガン）の紀あさ氏。この写真集のために自ら発行元としての“出版者”の日進堂を立ち上げ、撮影/編者/出版の全行程を手掛けたほどの力の入れようだ。熱い想いを込めて大道芸人が伝説の大道芸人を撮影した写真集で、ギリヤーク尼ヶ崎氏の“生き様”と“今”を感じられるように制作されている。収録されている写真は、新宿/函館/気仙沼/横浜/神戸/京都と全国6地点での大道芸の様子など。なお、函館市地域交流まちづくりセンター1階（北海道函館市末広町4-19）では、8月21日まで入場無料の写真展が開催されており、最終日の8月21日18:00からの会場でのクロージング・トークには、来賓としてギリヤーク尼ヶ崎氏も迎えられる予定となっている。