東京都・佐藤圭氏の書歴45周年を記念した個展「古代文字を現代空間へ」

東京都・佐藤圭氏の書歴45周年を記念した個展「古代文字を現代空間へ」


「目目」幅117×高さ91cm / F50号

2015年8月24日(月)から8月29日(土)まで、文藝春秋画廊にて「古代文字を現代空間へ」が開催される。らいら工房代表の佐藤圭氏による書歴45周年を記念した個展18回展。書/御影石板/陶板/皿/タペストリー/備長炭/竹炭/大作が展示される。入場無料で、開館時間は11:00〜19:00(最終日は15:30終了)。

佐藤圭氏は1970年より古代文字を書き始めた。東京/名古屋/大阪での講習会の開催やカルチャーセンターでの講師を経て、独自の古代文字教室「幾の会」を主宰。東海エリアと東京を中心に個展の開催歴も多く、中国/フランス/スペイン/オーストラリアなどの海外の美術展にも出展している。

古代文字とは、3000年以上前の古代中国で占いに使われていた漢字の原型で、牛の肩甲骨や亀の甲羅に刻まれていた「甲骨文字」と、青銅器などの金属器に刻まれていた「金文」と呼ばれる文字の総称。紙がない時代に生まれた文字であるため象形の要素が強い。現代の楷書文字とは異なる不思議な魅力に溢れており、強い生命力を持った文字だ。佐藤氏は、この文字を太古の姿に立ち返って書くことで、そのエネルギーを現代に伝えるべく作品を生み出し続けている。

■期間:
2015年8月24日(月)〜8月29日(土)

■開催場所:
文藝春秋画廊
東京都中央区銀座5-5-12

■問い合わせ先:
文藝春秋画廊/らいら工房
url. https://www.bunshun.co.jp/gallery/garou.htm
url. http://www.kodaimoji.com/
2015-08-24
2015-08-29
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