ミマキエンジニアから最大3.2m幅に対応するLED-UV硬化IJプリンタ「SIJ-320UV」が登場!

ミマキエンジニアから最大3.2m幅に対応するLED-UV硬化IJプリンタ「SIJ-320UV」が登場!


「SIJ-320UV」

株式会社ミマキエンジニアリングは、LED-UV硬化インクジェットプリンタ「SIJ-320UV」の国内販売を2015年11月より開始する。日本以外の一部地域では2015年4月から先行して販売されてきたモデルで、最大作図幅が3200mmであることを活かし、2本のメディア(210〜1524mm)への同時プリントも可能。幅が異なるメディアをセットすることもできる(Twinロールは同一種類のメディアを用いることが必要)。価格は950万円(税抜)。

>>>MdNの印刷通販比較サイトTOPへ戻る

本製品は、最高110平方メートル/時(ドラフトモード)のプリント速度が実現された生産性が高いモデルだ。同社が特許を取得したディザ処理技術「MFD1(Mimaki Fine Diffusion 1)」を搭載した純正ソフトRIP「RasterLink6」で元の画像の美しさをそのまま表現することが可能。この技術はパターンディザ処理と誤差拡散処理のハイブリッドでディザ処理を行うもので、処理時のノイズを減らして色ムラやトーンジャンプを抑制する。また、バンディングや色ムラの原因となるパス境界のズレを防止する「MAPS(Mimaki Advanced Pass System)」は、本モデル用に進化した「MAPS4」として搭載。高い着弾位置精度を実現する「波形コントロール」技術も採用されている。

UV硬化インクは新開発の「LUS-120」で、堅牢性と柔軟性を合わせ持つことが特徴。インク滴が最小7pl〜最大36plのCMYK4色モデルで、バナーのようにラミネート加工が行えず柔らかいメディアへも、美しいプリントと耐久性を両立できる。「NCU(Nozzle Check Unit)」により、ノズル抜けの確認からクリーニングまでを自動で行うことも可能。クリーニングでも復旧しない場合は「NRS(Nozzle Recovery System)」が自動で交替ノズルを設定してプリントを再開するため、サービスマンによる修理を待つことなく連続運転を行える(プリントモードによっては使用不可)。本体サイズは5410(幅)×1440(高さ)×995(奥行)mm、重量は850kgで、インターフェイスはUSB 2.0。なお、本製品は2015年8月27日(木)より東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)で開催中の「SIGN&DISPLAY SHOW 2015」にも出展されている。

株式会社ミマキエンジニアリング
URL:http://www.mimaki.co.jp/
2015/08/27

MdN DIのトップぺージ