2015年9月11日（金）から9月16日（水）まで、東京ビッグサイト 東展示場（東京都江東区有明3-10-1）にて「IGAS2015（国際総合印刷機材展）」が開催される。印刷機材団体協議会の主催によるイベントで、開場時間は10:00〜17:00。最新の印刷/紙工/デジタルグラフィックス関連の機材/技術/サービスが一堂に集い、さまざまな技術やソリューションが提案されて、印刷産業の未来を展望できる。

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今回の「IGAS」は、統一テーマが「Print +innovation プリントテクノロジーのさらなる挑戦！」に設定された。カラーユニバーサルデザイン/フレキソ/ラベルなど、従来とは異なる特徴的なカテゴリーの出展者があることも特徴だ。21世紀の印刷産業にとって考え方や行動のイノベーション（革新）を必要不可欠なものであると捉え、印刷産業全体のイノベーションのためにプリントテクノロジーには何ができるか、またプリントテクノロジー自身にはどのようなイノベーションが求められるかを、グローバルな視点で提示する場ともなっている。当日入場券の料金は2000円だが、あらかじめパソコンからイベントWebサイトでの入場登録を済ませることで無料での入場が可能。登録後にメールで送られてくる入場証を、プリントアウトして持参する（入場証の郵送はなし）。

出展企業の一例として、株式会社日本HPのブース（東ホール 4-1）では、「Innovation Wins〜イノベーションで成功を〜」をテーマにした展示を展開。“HPデジタル印刷機エリア”や“HPワイドフォーマットプリンターエリア”が設けられ、一般商業印刷から出版/ラベル・パッケージ/サインディスプレイ/壁紙に至るまで、幅広い分野での最新のデジタル印刷ソリューションを提案する。紙器印刷向けの「HP Indigo 30000 デジタル印刷機」や軟包装印刷向けの「HP Indigo 20000 デジタル印刷機」、第3世代の「HP Latexインク」搭載プリンタなど、国内初出展もしくは国内未発表のモデルの実機展示も多い。

そのほか、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社では、統一スローガンを「VALUE FROM INNOVATION 〜あなたと挑む『革新』。あなたと創る『付加価値』」とし、印刷の付加価値を最大化するための機器/ソリューションへと特に力を入れている。ブースは主に“商業・出版印刷ゾーン”と“パッケージ印刷ゾーン”で構成され、その中間に全体のハブとして機能する“ワークフローシステム”を展示。“商業・出版印刷ゾーン”では「Jet Press 720S」をはじめ稼働する5台のデジタルプレス機器によって後加工までの一連の流れを確認でき、最新の省資源ソリューション「SUPERIAシリーズ」も紹介される。

印刷機材団体協議会
URL：http://www.igas-tokyo.jp/
2015/09/02