株式会社河出書房新社は、四六判変型360ページの単行本「インターネットガバナンス 世界を決める見えざる戦い」を、9月17日に発売した。2013年に起きたスノーデン事件をきっかけに、インターネットの運営を問う世界的な議論が活発になっているが、本書ではインターネットで繰り広げられる壮絶な“覇権争い”を解説。インターネットのこれからの在り方をめぐる論点を基礎から学ぶことができる。

本書では、技術的な仕組みや権力構造を踏まえながら、インターネットの“覇権争い”を分かりやすく解説。「インターネットを管理する？」「インターネットを動かす重要な資源」「インターネットの標準を決める」「サイバーセキュリティのガバナンス」「インターネットのコア」「ネット中立性」「SNSや検索エンジンが果たす公的役割」「インターネットと知的財産権」「インターネットガバナンスの暗黒技法」「インターネットガバナンス、そしてインターネットの自由」といった各章で構成されており、インターネットを使うユーザーなら誰もが知っておくべき世界の仕組みと構造が盛り込まれている。

著者のローラ・デナルディス氏は、インターネットガバナンスの世界的研究者でアメリカン大学コミュニケーション大学院教授。フォーチュン500企業や政府機関などのアドバイザー、米国務省の国際情報通信政策アドバイザリー委員会のメンバーを務める。

出版社：株式会社河出書房新社
著者：ローラ・デナルディス
訳者：岡部晋太郎
価格：2600円（税抜）
URL：http://www.kawade.co.jp/
Amazon：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309247245/mdndi-22/
2015/09/27