株式会社UBICは、人工知能の成長過程を視覚的に把握し、テキスト解析の精度を効率的に向上するコンサルティングサービスを提供開始すると発表した。

同社は、人工知能によるEメール自動監査システム「Lit i View EMAIL AUDITOR」を提供しており、今回提供開始するコンサルティングサービスは、この「EMAIL AUDITOR」の顧客から、「人工知能によるメール監査がどの程度機能しているのか？」「運用開始からどれぐらいの期間で実用的な監査ツールとして稼動できるのか？」といったことを知りたいという要望に応えるために開発されたという。

これまでは表の一覧で示していた解析結果を、グラフ上でのメール文書の分布や時系列での推移を見ることで、より分かりやすく確認できるようになった。今後、「EMAIL AUDITOR」を導入するユーザーに対するコンサルティングサービスとして提供する。

成長を測定するポイントは、監査人が「不正に“関連する”と判断した文書」と「不正に“関連していない”と判断した文書」が、人工知能によって正しくスコア付けされているかどうかで判断する。監査人が関連性の有無を判断したメール文書が全体のどの位置に分布し、時系列でスコア付けがどう変わるかという動きを追うことで、人工知能の成長度を測ることができる。

人工知能の成長プロセスは、「1.成長初期」「2.成長期」「3.成熟期」の3つの段階に分けられる。成熟期に到達すると、安定したメール監査機能として稼働が確認できたことになる。

発表資料
URL:http://navigator.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1287358&code=2158&ln=ja&disp=simple
Lit i View EMAIL AUDITOR
URL:http://www.ubicliv.com/products/email-auditor/
2015/09/28