イラストレーターの著者による個人出版の写真集「2001年の夏休み 東京大学駒場寮写真集」

イラストレーターの著者による個人出版の写真集「2001年の夏休み 東京大学駒場寮写真集」


(c)Tomoko Oosuki 2015

イラストレーターのオオスキトモコ氏は、写真集「2001年の夏休み 東京大学駒場寮写真集」の販売を9月25日より開始した。東京都目黒区の東京大学駒場キャンパスにかつて存在した学生自治寮で、2001年に廃寮/解体となった東京大学駒場寮を主題としている写真集。取り壊しの直前まで写真を撮影していた同氏が手掛ける東京大学駒場寮の写真集としては、本書が4冊目の発行となる。

著者は1979年熊本県生まれで、2002年に武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科を卒業。“オオスキトモコ”名義でのイラストレーター活動のほか、“大薄朋子”名義で写真の作家活動も行なっている。本書には、著者が2001年7月〜8月にネガフィルムで撮影した1000枚以上の写真の中から厳選した24点を収録。当時の様子を伝える貴重な資料となっており、建物内を散歩しているかのような雰囲気で編集された。寮の入り口/廊下/カフェ/ピンクルーム(会議室)/炊事場/トイレ/落書きとアート/中庭/屋上の写真をバランスよく選択。裏表紙のビジュアルには、柴田翔氏の「されどわれらが日々」(文春文庫)の表紙にも提供された写真が採用されている。

なお、本書はピクシブ株式会社が運営する販売サイト「BOOTH」(https://tomoshop.booth.pm/items/144438)にて購入でき、A5判20ページの仕様で350部限定での販売(シリアルナンバー入り)。2016年には、本書に収録された作品の写真展の開催も予定されている。

出版社:STUDIO PETIT(個人出版)
著者:大薄朋子(オオスキトモコ)
価格:350円(税込)
URL:http://www.sepia.dti.ne.jp/tomo/
2015/10/06
2015-09-25
release


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