2015年10月9日
TEXT：編集部

東京都内をはじめ、各地で他のジャンルとコラボしたカフェが次々とオープンしている。なかでも、文房具とカフェのコラボで、おしゃれな空間を提供している「文房具カフェ」は、都内でも人気を博している。軽い休憩や軽食を取ることができ、購入した文具をすぐに試すこともできる。文房具好きなら一日中店内にいても飽きないのではないだろうか。今回は、文房具とカフェの2つが楽しめる都内のお店をまとめて紹介しよう。

■Ginza Itoya

明治37年から続く、文房具の老舗「銀座・伊東屋」を2015年6月にリニューアルした新本店。文房具の販売エリアは、1階から9階に及ぶなど、とにかく他の文具店をはるかにしのぐ品揃えを誇っている。ひとことで言えば文房具のテーマパークのような場所だ。エリアごとにホーム、ビジネス、ミーティングなどのテーマがあり、それぞれテーマにあった文房具を見つけることができる。そして、最上階である12階にはカフェが設置されており、野菜をふんだんに使ったメニューなどが盛り込まれている。他にも、10階にビジネスラウンジ、11階に室内ファームなどがあり、一日中遊び尽くすことができるだろう。

住所：東京都中央区銀座2-7-15
電話：03-3561-8311
URL：http://www.ito-ya.co.jp/ginza/


■文房具カフェ

「人と文房具が出会うことで新しい何かが生まれるかもしれない。」というコンセプトのもと、紙製品メーカーから独立して独自の文具店を築いた文房具カフェ。おもしろ文具から、文房具カフェオリジナルの商品まで、個性あふれる文房具に出会うことができる。さらに、店内には自由に使用できる文具が設置されていて、会員になると開けることができる秘密の引き出しがあるなど、遊び心も満載。また、カフェでは料理やデザート、豊富なドリンクやアルコールまで用意されており、純粋にカフェ自体の雰囲気を楽しむこともできる。

住所：東京都渋谷区神宮前4-8-1　内田ビルB1F
電話：03-3470-6420
URL：http://www.bun-cafe.com/


■DAIKANYAMA T-SITE

次世代の蔦屋書店をテーマにして作られた施設で、本だけでなく、文具やカフェ、音楽、ダイニング、ドッグランなど、敷地内にはさまざまな施設が併設されており、いろいろな楽しみ方ができる。特に、文具コーナーでは筆記具を中心とした文具が揃っており、筆記具への名入れも行うことが可能。羽ペンやガラスペンなど、他では手に入らないおしゃれな筆記具が見つかるかもしれない。また、カフェは蔦屋独自のカフェではなく、スターバックスが併設されている。

住所：東京都渋谷区猿楽町17-5
電話：03-3770-2525
URL：https://tsite.jp/daikanyama/


■マルノウチリーディングスタイル

丸の内の複合商業施設、KITTEの4Fに位置するマルノウチリーディングスタイル。店内には、書籍や雑貨、文具などが立ち並び、おしゃれなデザインは見る人を楽しませる。また、定期的にイベントなども開催され、2015年の4月から5月にかけては、日本のさまざまなベンチャー企業の文具を紹介するものもあった。今後の企画が見逃せない。さらに、店内ではカフェも併設され、ケーキなどの軽食やスムージーを含めたドリンクを楽しむことができる。

住所：東京都千代田区丸の内2-7-2　JPタワーKITTE4F
電話：03-6256-0830
URL：http://jptower-kitte.jp/shop/409.html


■小古道具店四歩 sippo cafe

小古道具店四歩 sippo cafeは、文房具を含んだレトロな雰囲気の雑貨屋とカフェが組み合わさったお店。特に文房具は、シンプルなものから、10年メモやあいうえお表といった、昔懐かしい味のあるものが揃っている。昭和っぽいデザインが好みの方には、ぜひ訪れてほしい店だ。カフェのフードメニューはおにぎりやみそ汁などの和食が中心。昭和の雰囲気を味わいながら、和食を堪能できる。他の文房具カフェでは味わえない、独特のゆったりとした雰囲気を感じられるのではないだろうか。

住所：東京都三鷹市下連雀3-32-15　CCC学生会館ビル1F
電話：0422-26-7414
URL：https://www.sippo-4.com/

■まとめいま、ただ文房具を選ぶだけでなく、カフェでの時間も楽しめる文房具カフェが少しずつ増えてきている。カフェが併設されていることで、文房具を選ぶ時間がもっと楽しくなるし、実際に試用でき、文具との出会いを楽しむことができる。明日からの3連休は、特に文房具を買う目的がなくても、気軽に立ち寄ってみてはいかが？