株式会社CCCメディアハウスは、四六判232ページの書籍“問題解決に効く「行為のデザイン」思考法”を9月17日に発売し、各種ストアでの電子書籍版の配信も開始した。人の行動に着目して改善点を見つけ、より良く新しい形を見つけていくデザインマネジメントの手法“行為のデザイン”についての解説書。松田行正氏/日向麻梨子氏が装丁を担当している。

著者の村田智明氏は、オムロン「スポットアーム」やマイクロソフト「Xbox」などを手掛けた国内外で活躍するプロダクトデザイナー。本書では、村田氏が実践してきたユーザー心理行動分析法による独自の商品開発メソッドである“行為のデザイン”が紹介されている。“間違いやすいエレベーターの開閉ボタン”や“正しい値を取りにくい血圧計”などを例に、その理論とデザイン（可視化）のプロセスを解説。この“行為のデザイン”は、デザイナーだけでなく、企画/技術/デザイン/営業/生産/社長を含めた幹部など各ステークホルダーを一堂に集め、思い思いの意見を出しながら作り上げていくものとされている。なお、この“行為のデザイン”を指導するワークショップは、パナソニック/コクヨファニチャー/アップリカ/ローランド/日本能率協会など多くの企業や行政の地域振興施策でも採用。ヒット商品を生み出すためのメソッドとして注目されている。

出版社：株式会社CCCメディアハウス
著者：村田智明
価格：1500円（税抜）
※電子書籍版は1200円（税抜）
URL：http://www.cccmh.co.jp/
Amazon：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484152215/mdndi-22/
2015/10/12