マイクロソフトとレゴ、マインドストームを活用したプログラミング入門教材を開発

マイクロソフトとレゴ、マインドストームを活用したプログラミング入門教材を開発


カリキュラムの概要

デンマークのレゴ エデュケーションと日本マイクロソフト株式会社は、クラウドを活用した小中高生向けプログラミング教育カリキュラム「ロボット×クラウドではじめての本格プログラミング~レゴ マインドストームで地球を探査」を提供開始した。

同カリキュラムは、プログラミングロボット「教育版レゴ マインドストーム EV3」を用いたプログラミング入門教材で、クラウドやモノのインターネット(IoT)、データ分析などの初歩を学べる。同ロボットの正規販売代理店である株式会社アフレルとともに開発したもので、同ロボットの基礎プログラムを発展させて、「Microsoft Visual Studio」を使ったプログラミングによるロボットの操作から、センサーによる外部データの収集、「Microsoft Azure」上で準備されたIoTや分析サービス機能など、IoTの基本的な仕組みを遊びながら学ぶことができる。

現在、同カリキュラムを活用して、芝浦工業大學中学高等学校、お茶の水女子大学附属高等学校、東京大学教育学部附属中等教育学校、鳥羽商船高等専門学校など、複数校と実証実験を行っている。レゴ エデュケーションと日本マイクロソフトはこれらの実験結果を反映させた小中高生向けのワークショップを、NPO法人CANVASの協力を得て、今後1年間で参加学生数1万人を目標に全国規模で展開する。

さらに、教育者だけでなく、個人のエンジニアや学生、高専生などが同カリキュラムを活用したワークショップを開催するための支援策として、日本マイクロソフトが提供するセルフオンライントレーニングサービス「Microsoft Virtual Academy」などを通じて、年間約500名のトレーナーを育成する予定だ。

発表資料
URL:https://news.microsoft.com/ja-jp/2015/10/27/151027-azure-lego-education/
2015/10/28

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