2015年10月31日（土）から2016年3月6日（日）まで、森美術館にて「村上隆の五百羅漢図展」が開催される。日本国内では2001年以来14年振りの開催となる現代美術作家・村上隆氏の大型個展。全長100mに及ぶ大作「五百羅漢図」が日本で初公開されるほか、その制作に大きなきっかけを与えることとなった長沢芦雪筆「方寸五百羅漢図」と狩野一信筆「五百羅漢図」もあわせて展示される。会期中無休、会期中の展示替えあり、開館時間は10:00〜22:00（11月3日を除く火曜は17:00閉館/入館は閉館30分前まで）で、当日券での入館料は一般1600円/高校・大学生1100円/4歳〜中学生600円。

「五百羅漢図」は、日本中の美術大学から大勢のスタッフを集め、短期間で一気に完成された。本制作に関係した人数は延べ200人超と言われている。中国の古代思想で東西南北を司る四神（青竜/白虎/朱雀/玄武）の名を冠した4面での構成。宗教と芸術、人間の死や限界をテーマとし、村上隆氏の新たな創作の境地を示す記念碑的な作品となった。この作品は、完成直後に海外へと渡ったため、今回が日本では初めての“里帰り展示”となっている。

■期間：
2015年10月31日（土）～2016年3月6日（日）

■開催場所：
森美術館
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F

■問い合わせ先：
森美術館
tel. 03-5777-8600（ハローダイヤル）
url. http://www.mori.art.museum