2015年11月1日（日）から11月29日（日）まで、クラークギャラリー＋SHIFTにて、齋藤周展「かたちの心地」が開催される。一般的な絵画を中心とした展覧会では、作品が壁に飾られるのみの構成が多いが、この展覧会では大小の絵画約20点に加え、床面などギャラリーの空間全体を使った立体作品の展示もあり。入場無料、時間は11:00〜19:00で、休廊日は毎週月曜および第三火曜。ただし、11月23日（月・祝）は祝日のため営業し、翌11月24日（火）が振替休廊日となる。

齋藤周氏は、1968年札幌市生まれの美術家だ。札幌旭丘高等学校美術教諭として美術教育の現場に関わりながら、札幌を拠点に創作活動を続けている。日々見ている風景の中に繰り返される“小さな気づき”を拾い上げ、それを色やかたちで再構成する作風。本展の開催にあたり、同氏は「私たちの生活の中で見ようとしない限り、見えてこないこと、それらのかたちを日々の形状から見つめてみようと思います」と語った。柔らかな日差しを浴びたようなカラフルな配色や、平和な風景のように見える抽象的な絵画は、一種の物語性を内包しており、作品タイトルからもさまざまなものが連想できる。

■期間：
2015年11月1日（日）〜11月29日（日）

■開催場所：
クラークギャラリー＋SHIFT
北海道札幌市中央区南3条東2丁目6 MUSEUM2階

■問い合わせ先：
クラークギャラリー＋SHIFT
tel. 011-596-7752（MUSEUM）
url. http://www.clarkgallery.co.jp/