下描きなしで筆運びを楽しむための指南書「はじめての墨彩画 季節の花を描く」

下描きなしで筆運びを楽しむための指南書「はじめての墨彩画 季節の花を描く」



株式会社誠文堂新光社は、11月4日に書籍「はじめての墨彩画 季節の花を描く」を発売した。墨と顔彩を用いて四季折々の花を描くための指南書。下描きをせずに筆の運びで花びらや葉っぱを表現する手法が解説されており、墨彩画ならではの自由に筆を動かす楽しさを学べる。B5判変型で160ページ。

著者の中津宣子氏は1945年に長野県長野市で生まれ、愛知県名古屋市で育った。1966年からフラワーデザイン教室に通い、フラワーデザイナーの資格を取得して講師として活動。1993年から地元のデイサービスの水墨画講師としてボランティアに参加し、今日まで22年間にわたり携わっている。

同氏による本書は「かんたん墨彩画」を始めるための書籍だ。下描きをせずに描くことは難しいようにも感じられるが、書道と同じで、筆運びを練習してそれを組み合わせることで形を表現するため実は非常に簡単であることが紹介されている。たとえば2回の筆運びを組み合わせて丸い葉っぱを描いたり、筆全体を使って大きな花びらを描いたりでき、筆の動かし方次第で多様な花の表現が可能。何度も描くことで筆に慣れると、より素早く描けるようになる。四季折々の花を題材として80作品が収録されており、ハガキや封筒などにも手軽に“花”を添えるためにも役立つ1冊。


誌面サンプル

出版社:株式会社誠文堂新光社
著者:中津宣子
価格:1600円(税抜)
URL:http://www.seibundo-shinkosha.net/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4416315511/mdndi-22/
2015/11/06
2015-11-04
release


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