もし東北が独立した国だったら? 独特な構想による「東北画は可能か?」の展覧会が東京都美術館で開催

もし東北が独立した国だったら? 独特な構想による「東北画は可能か?」の展覧会が東京都美術館で開催


「東北画は可能か?」2014年9月の山形ビエンナーレ2014における展示風景

東京都美術館では、2015年11月26日(木)から12月20日(日)まで、従来の発想にとらわれずに新しい表現を追求する現代作家の5グループによる展覧会「第4回 都美セレクション グループ展」を開催する。この5グループの1つとして、公募から選抜された東北芸術工科大学の課外活動グループ「東北画は可能か?」も、ギャラリーBでの展示を実施。「東北画は可能か?―地方之国構想博物館―」と題し、東北地方を構想上の「地方之国」と見立てた展示が行われる。この展示の期間は11月26日(木)〜12月6日(日)で、時間は9:30〜17:30(金曜は20:00まで/入場は閉室の30分前まで)。

「東北画は可能か?」は、東北芸術工科大学の教員/在学生/卒業生を中心として、東北における美術の在り方を模索しているグループだ。今回の展示では、「もし東北が独立した国だったら?」とのユニークな構想に基づき、「地方之国構想博物館」を東京都美術館内で展開。食糧やエネルギーも自給できるような1つの理想郷としての東北像が提示される。

なお、「第4回 都美セレクション グループ展」には「東北画は可能か?」のほかに、「忘れたと思った?」(忘れたと思った?/11月26日〜12月6日/ギャラリーA)、「JIS is it ―みえない規格―」(芸術コンプレックス/12月5日〜12月20日/ギャラリーC)、「センシュアス・ストラクチュアズ ―官能的な構造のために―」(creo/12月9日〜12月20日/ギャラリーA)、「戦争画STUDIES」(SUNSHINE NETWORK Japan/12月9日〜12月20日/ギャラリーB)も開催。いずれも観覧料は無料で、会期中の12月7日(月)は休室日、12月20日(日)は13:30までの開室となる。

■期間:
2015年11月26日(木)~12月6日(日)
※「第4回 都美セレクション グループ展」は12月20日(日)まで開催され、グループごとに開催期間は異なる

■開催場所:
東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36

■問い合わせ先:
東京都美術館/東北芸術工科大学「東北画は可能か?」
tel. 03-3823-6921(東京都美術館)
url. http://www.tobikan.jp/
url. https://www.facebook.com/touhokuga?
2015-11-26
2015-12-06
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