Googleは16日、急上昇ランキングや年間検索ランキングが揃う「2015年Google検索ランキング」を発表した。調査対象期間は2015年1月1日～11月30日。

Googleの発表によると、“急上昇ランキング”では「イスラム国」が1位を獲得。また、急上昇ランキング【話題の人（男性）】部門でも、「後藤健二」さんと「湯川遙菜」さんが1位と2位を獲得し、世間のイスラム国（IS・ISIS）への関心の高さが伺える結果となった。さらに、先ごろ発表された「Googleの流行語ランキング」では、大賞となった「マイナンバー」が4位にランクイン。2位には記録的な大雨で各地に被害をもたらした「台風」がランクインし、2015年は史上初めて12ヶ月連続で台風が発生したことが、検索結果に影響されたと考えられる。

また、ユニークな調査結果では、都道府県別のGoogle検索ランキングがあげられる。これは各都道府県の検索ランクベスト5が列挙されたもので、鳥取は日本最後のオープンとなる「スタバ」が1位となった。鳥取県民がいかに熱狂的にスターバックスの開店を待ち望んでいたかが、検索ランキングから見えてくる。

そのほか、“話題のニュース”や“急上昇ランキング【故人】”、“急上昇ランキング 【初上陸】”や“急上昇ランキング【Sushi】”など、硬軟おりまぜたランキングを見ることができ、検索ワードから今年一年を振り返る内容となっている。

発表資料
URL:https://www.google.co.jp/trends/story/2015_JP
2015/12/16