Apple Watch向けアプリで最も人気のカテゴリは「ゲーム」、App Annieが発表

Apple Watch向けアプリで最も人気のカテゴリは「ゲーム」、App Annieが発表


Apple Watchアプリのカテゴリ構成


iOSアプリのカテゴリ構成

米App Annieは、Apple Watchアプリの現状と今後のトレンドを分析したレポート「Apple Watchの実態が明らかに」を発表した。

同レポートでは、カテゴリーに焦点を当てて、iOSとwatchOSの類似性やwatchOSならではの特徴などを紹介しながら、今後のプラットフォームの拡大について解説している。

同社の調べによると、2015年12月1日現在で、Apple Watch向けアプリの数は、6月のときから倍以上に増えており、もうすぐ1万5000本に達する勢いとのこと。注目すべきは、「ゲーム」が「ユーティリティ」を追い抜いてトップカテゴリーとなっていることで、これはiOSの状況とよく似ているという。

ただし、iOSアプリのカテゴリ別シェアと比べると、Apple Watchアプリでは、上位カテゴリーの占める割合がiOSに比べて低い。iOSはカテゴリの上位5位が合計で57%を占めるのに対し、watchOSはカテゴリの上位5位が合計で44%となっている。この理由について同社は、「ゲーム」カテゴリがiOSに比べると半分程度のシェアにとどまっていることにあると見ている。

同社は今後、Apple Watchアプリのカテゴリ構成は、iOSのそれとは変わってくるという見通しを立てており、Apple Watchの所有者数が増え続けるに従って、さまざまなカテゴリから多くの開発者が参入すると予想している。また、「ビジネス」と「教育」のカテゴリについても今後伸びることが見込まれると予想している。

発表資料
URL:http://jp.blog.appannie.com/watchos-apple-watch-ecosystem-takes-shape/
2015/12/22

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