ゲームエンジン「Unity」上でVOCALOIDの歌声が使用可能に! ヤマハがSDKを公開

ゲームエンジン「Unity」上でVOCALOIDの歌声が使用可能に! ヤマハがSDKを公開


制作コンテンツのイメージ

ヤマハ株式会社は、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社が提供するゲームエンジン「Unity」上で、歌声合成技術「VOCALOID」を利用したインタラクティブコンテンツを開発できるソフトウェア開発キット「VOCALOID SDK for Unity」を提供開始した。同SDKの特設サイトからダウンロードできる。

両社はこれまで、誰でも自由にUnity上でVOCALOIDの歌声を利用した音楽ゲームやインタラクティブなコンテンツを開発できるようにするための合同プロジェクト「Unity with VOCALOID」に取り組んできた。今回リリースしたSDKは同プロジェクトの成果の1つで、「Unity」の開発環境からシームレスに「VOCALOID」の歌声合成エンジンにアクセスして、その機能の利用を可能にする。

同SDKを使うことにより、ゲームのシチュエーションやユーザーの操作に連動してリアルタイムに歌声を合成し、キャラクターに歌を唄わせたり、その歌い方を変化させたりするようなインタラクティブなコンテンツを容易に開発することが可能となる。

また、同SDKにインポートすることでコンテンツ上の歌声音源として利用できる歌声ライブラリ「Unityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!」もをあわせて提供する。同ライブラリは、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式キャラクター「ユニティちゃん」のオリジナルボイスで、両社の共同開発によって生まれた。

なお、「VOCALOID SDK for Unity」と「Unityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!」は、制作されるコンテンツが「ユニティちゃんライセンス条項」に準拠する場合は無償で利用できる。


「VOCALOID SDK for Unity」の概要図

「VOCALOID SDK for Unity」ダウンロードページ
URL:http://business.vocaloid.com/unitysdk/
2015/12/24

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