本日1月15日の21時から、日本テレビ系列の金曜ロードショーで放送される映画『天空の城ラピュタ』。もはや恒例となっている、劇中でパズーとシータが発する滅びの呪文「バルス」に合わせ、ツイッターで一斉に「バルス」を唱和する通称「バルス祭り」。この一大ビッグイベントに様々なメディアが参戦を表明している。

まず、ムーブメントの大本であるツイッターは、「Twitterを片手にお楽しみください。もしかすると、途中、サーバーの処理速度が遅くなる可能性もありますが、すぐによみがえるはずですのでご容赦ください。」と、滅びの呪文の連打にもサーバーを保守する構えでいることを表明している。また、明日のセンター試験を控える受験生に対しては、「明日センター試験の皆さん、後で後悔しないように頑張ってくださいね。」とし、祭りに夢中になりすぎないように呼びかけている。

また、金曜ロードショーのサイトでは特別企画「バルス！！みんなの時刻予想」を開催。「バルス」が発声される時刻を予想して、的中したら金曜ロードシネマクラブのポイントが10000PTもらえるイベントとなっている（予想シェアだけでも100PT）。ちなみに、これまでの21時放送スタートの場合を例にとると、「バルス」タイムは23時20分頃が目安となっている。

情報サービス企業NTTデータでは、自社のデータサイエンティストがリアルタイムの ツイート分析サービスを活用し、秒単位での「バルス」ツイートの全量計測を実施する。その内容は同社のニュースサイト「イマツイ」などで随時発表される。

そして、計測器を始めとする健康企業のタニタがなぜか「バルス！」に挑戦状を叩きつけている。勝負は「タニタ」のつぶやきが「バルス」を越えたら、「バルス」関連商品を作るというもの。その商品は、1.破滅の呪文「タニタ」セット限定発売、2.ラピュタパンを作る、3.「君をのせて」体重計作成となっている。なお、「タニタ」が敗北した場合は、社名を1日だけ株式会社バルスにするとしている。

毎回ギネス記録級のつぶやき数をほこる「バルス」。国民的行事になり、映画やツイッターだけではなく、楽しみ方のすそ野が広がっている。メディアもユニークなアプローチで参加しており、各社それぞれの強みを活かした「バルス祭り」参加に注目が集まる。

金曜ロードショー公式ページ
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