独フォルクスワーゲン（Volkswagen）は18日、公式フェイスブックアカウントにおいて、同社の「Trailer Assist」キャンペーンの一環として、マジックミラーで作られた車の走行動画を投稿した。

日本ではお色気満載のDMMのマジックミラー号が有名だが、フォルクスワーゲンのマジックミラー号はその技術力をアピールするためのもの。動画では、小さな車を裁断してパーツにする様子や透明なプラスチックで作られたフレーム、真っ直ぐ走らせる難しさなどについて語られている。しかし、まったく挙動の読めないコンテナがバックで迫ってくる様子は危ないデザインであり、動画内では慌てて避けるバイクの様子も写っている。

これに対しネットでは、「このような方法でのアピールは逆効果になるのでは」「ドライバーの意図がわからなくて危険」など、複数のユーザーが否定的なコメントを発している。排ガス不正問題で揺れるフォルクスワーゲン。中から透けて見えるマジックミラー号で透明性をアピールしているのかもしれないが、本来の車の性能やデザインでの勝負が望まれる。

Facebook Volkswagenの投稿
https://www.facebook.com/VolkswagenNorge/videos/817286068398867/

Trailer Assist特設サイト
URL:http://trailerassist.volkswagen.no/
2016/01/20