Apple、第1Qの利益が2兆円超を達成するもiPhoneの販売数は鈍化
Apple、第1Qの利益が2兆円超を達成するもiPhoneの販売数は鈍化
米Appleは26日（米国時間）、2016年度第一四半期（2015年10〜12月）の業績を発表した。売上高は759億ドル（約8兆9713億円）で、利益は184億（約2兆1748億円※1株当たりの利益は3.28ドル）だった。
発表によると、759億ドルという2016年第1Qの売上は、これまでのAppleレコードを破る新記録だった。前年同期との比較では、売上総利益率は40.1％で0.2％アップしている。ただ、これらの数字はウォール街や多くのアナリストの予測をわずかに下回った。
iPhoneの販売台数は約7478万台で、前年同期比約0.4％にすぎず、2007年にiPhoneが世界に登場してから最も低い成長率となった。巨大市場である中国で、中国のメーカー「シャオミ」や「ファーウェイ」に押されていることなどが原因になっていると見られる。
アメリカ以外での売上が約66％になっているApple、今後はiPhoneだけでなく「Apple Watch」「Apple TV」「自動運転車」「VR（仮想現実）」などの事業にも注目が集まる。
アメリカ以外での売上が約66％になっているApple、今後はiPhoneだけでなく「Apple Watch」「Apple TV」「自動運転車」「VR（仮想現実）」などの事業にも注目が集まる。