フェイスブック、これまでOKだった個人間での銃売買取引を禁止へ

フェイスブック、これまでOKだった個人間での銃売買取引を禁止へ


銃愛好家のコミュニティ

米Facebookは29日(米国時間)、フェイスブックと傘下の写真交流SNS・インスタグラム(Instagram)において、個人同士がプライベートに銃売買交渉することを禁止する方針であると明かしている。

米ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)やCNNなどの報道によると、Facebookはこれまでの銃売買のポリシーを改め、個人間の銃売買を禁止するとしている。同社では既に、嗜好品としてのマリファナや違法薬物などの売買を禁止するとしていたが、今回、銃の個人対個人の売買に関しても取り締まりの対象になるとしている。(ライセンスを所持している銃業者は、これまで通りサイト上で製品の広告などは行えるが、売買は外部サイトで行う)


ニューヨーク・タイムズが報じた個人間の銃取引コミュニティ
グロック社の拳銃が625ドルで売りに出されていた

銃犯罪の多発するアメリカでは、銃の購入が制限されている人でも、Facebookを通じてライセンスを持たない個人から銃を購入できる状態が続いていた。それに対し、オバマ政権は、昨今相次ぐ銃犯罪を受けて銃規制を強化すると発表しており、今回のFacebookの対応も、オバマ大統領からの要請を受けてのものと思われる。

The New York Times
URL: http://www.nytimes.com/2016/01/30/technology/facebook-gun-sales-ban.html?_r=0
2016/02/01

MdN DIのトップぺージ