メディア芸術の“いま”を映し出す「平成27年度[第19回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が東京で開催

メディア芸術の“いま”を映し出す「平成27年度[第19回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が東京で開催


[第19回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品展の様子
提供:文化庁メディア芸術祭事務局

文化庁メディア芸術祭実行委員会は、2016年2月3日(水)から2月14日(日)まで、東京・六本木の国立新美術館を中心に「平成27年度[第19回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」を開催している。今年度は、アート / エンターテインメント / アニメーション / マンガの4部門で、世界87の国と地域から過去最多となる4417の応募作品があった。本展では、そこから選ばれた全受賞作品と功労賞受賞者の功績などが紹介されている。入場および全てのプログラムの参加は無料。開催日や開館時間は会場ごとに異なり、国立新美術館は2月9日(火)が休館で、時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで / 入場は閉館の30分前まで)となっている。

4部門の受賞作品と功労賞の功績が一堂に展示されている会場は、国立新美術館の2F 企画展示室2E。インスタレーションやグラフィック、映像作品に加え、ゲームやガジェットなどの体験型作品も展示され、マンガライブラリーではマンガ部門の受賞作品や審査委員会推薦作品を自由に読むことができる。今年度の各部門の大賞に選ばれたのは、アート部門がグラフィックアートの『50 . Shades of Grey』(CHUNG Waiching Bryan / 英国)、エンターテインメント部門が音楽劇の『正しい数の数え方』(岸野雄一 / 日本)、アニメーション部門が短編アニメーションの『Rhizome』(Boris LABBÉ / フランス)、マンガ部門が著者の自伝的作品である『かくかくしかじか』(東村アキコ / 日本)。なお、『正しい数の数え方』は、展示室内に設置された芝居小屋で会期中毎日上映が行われている。


第19回文化庁メディア芸術祭 アート部門大賞
『50 . Shades of Grey』CHUNG Waiching Bryan
(C)2015 Bryan Wai-ching CHUNG


第19回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門大賞
『正しい数の数え方』岸野雄一
(C)2015 Out One Disc


第19回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門大賞
『Rhizome』Boris LABBÉ
(C)Sacrebleu Productions


第19回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門大賞
『かくかくしかじか』東村アキコ
(C)Akiko HIGASHIMURA/ SHUEISHA

■期間:
2016年2月3日(水)~2月14日(日)

■開催場所:
国立新美術館 他
東京都港区六本木7-22-2

■問い合わせ先:
文化庁メディア芸術祭事務局[CG-ARTS協会内]
文化庁メディア芸術祭 受賞作品展インフォメーション
tel. 03-5459-4668(9:00~20:00)
url. http://festival.j-mediaarts.jp/
2016-02-03
2016-02-14
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