陶を素材に造形する現代アーティスト小松冴果氏の個展「water cycle」が東京で開催

陶を素材に造形する現代アーティスト小松冴果氏の個展「water cycle」が東京で開催


「lake」2014

2016年2月6日(土)から2月21日(日)まで、EARTH+GALLERYにて「小松冴果 個展 –water cycle-」が開催されている。陶を素材に造形する現代アーティストの小松冴果氏による個展。展覧会タイトルの「water cycle」とは、蒸発 / 降水 / 地表流 / 土壌への浸透など、地球における継続的な水の循環のことで、会場では「水」をテーマに制作された一連の作品を中心とした展示 / 販売が行われる。入場無料、月曜休廊で、時間は11:00〜19:00(最終日は17:00まで)。

小松冴果氏は、東京を拠点に全国で活躍している現代アーティストだ。2008年に東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業し、2010年よりドイツStuttgart State Academy of Art & Designに交換留学。2012年に東京藝術大学大学院 描画・装飾(中島千波)研究室を卒業した。表情豊かな人物のレリーフをはじめ、淡い色合いと女性のアンニュイな雰囲気が表現された立体作品、タイルのような形状の陶に身体モチーフが溶け込んだ作品など、陶を素材としてさまざまな造形を手掛けている。本展では、まさに「water cycle」のように、湖や海、雲、雨と表情を変え、まどろみ / 浮き / 沈み / 揺れるなどの心の表情を静かに映し出した作品を展示。固い素材である陶器を用いつつも、柔らかく溶けるような質感を目指して制作された作品群を楽しめる。

■期間:
2016年2月6日(土)~2月21日(日)

■開催場所:
EARTH+GALLERY
東京都江東区木場3-18-17 1F

■問い合わせ先:
EARTH+GALLERY(株式会社ZEエナジーアート部門)
url. http://earth-plus.net/
2016-02-06
2016-02-21
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